アスベストの基礎知識





名前は知っているけれど、実際には見たこともないし、触ったこともない、何に使われるかもよく分からない、 そんな方がほとんどだと思いますが、そんなアスベストの基本的な知識についてご紹介いたします。

アスベストとは天然に産出される鉱物の種類の一つで、極めて細い繊維状の鉱物で石綿とも呼ばれています。

このアスベスト自体には何の問題もなく、問題になるのは高濃度に飛び散ることです。

アスベストの問題については「アスベストの健康被害」で詳しく書いていきたいと思います。

アスベストはほとんどが建築材料として使われてきました。

日本ではその9割以上がビルや住宅などの建材に使われています。

アスベストの特性としては、しなやかな糸状なので紡ぐことができ布に織ることもできるということ。

そして引っ張りに強く、切れにくい、燃えにくく耐熱性がある、防音性に優れている、酸やアルカリに侵されない、電気を通しにくい、そして安く経済性にも優れているという点で「奇跡の鉱物」とも呼ばれ長い間重宝されてきました。

アスベストの主な使用法は、断熱・防音のために天井や壁、鉄骨などにセメントと一緒に混ぜて吹きつける吹き付けアスベストです。

もうひとつはアスベストをセメントなどで固めた板で、屋根や壁に使用される「アスベスト成型板」の2種類です。

アスベストの中にも種類があり工業用に使用されてきたアスベストは6種類です。

このうちに国内で大量に使用されたのがクリソタイル(白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)の3種類です。